【大館観光】子どもの遊び場桂城公園|パワースポットのシロヤナギ大木|大館城の跡地を考察

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秋田県大館市の中心部にある「桂城公園(けいじょうこうえん)」。

かつての大館城跡地であり、歴史的な情緒を残しながらも、現在は市民の憩いの場となっています。
本記事では、日本最大級といわれるパワースポット「シロヤナギの大木」の魅力や、初夏の水遊びエリア、そして春の桜まつりや秋田犬のイベントまで、桂城公園の見どころをご紹介します!

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桂城公園とは

桂城公園は大館市の中心部にある公園で、同敷地内には大館市役所があります。

桂城公園には多数の桜があり、春になると「桜まつり」が開催されます。

桜まつり」の期間はちょうちんが下げられ、屋台がならび、ライトアップで夜桜を楽しめるイベントとなっていて、この期間、特に多くの人々で賑わいます。

広い駐車場完備、子供が遊べる遊具があり、大館の北側を一望できる遊歩道ありと、気軽に立ち寄れる、昔から大館の中心部として存在している公園です。

桂城公園の歴史 ~大館城から桂城公園へ~

桂城公園の歴史は大きく分けて3つ。

・大館城が築城~落城へ

・桂城小学校の設立

・桂城公園の設立

大館城が築城~落城へ

平屋の大館城 イメージ

桂城公園はもともとは「大館城」というお城があった場所でした。

最初に大館城が建てられたのは、1500年頃(室町時代後期)。

けっこうな昔からあったお城だったんですね。

築城した人は、山梨地方から一族で移ってきた浅利勝頼(あさりかつより)という武将です。

でも、その時代も長くは続きませんでした。

結局、その時代の武将が入れ替わり立ち代わり大館地方を治めるとともに、大館城はその武将のものになります。

大館城は、武将の権力を象徴する場所だったということですね。

もう少し詳しく言うと、

世の中が戦国時代へと入っていくとともに大館地方も権力争いが激しくなっていきます。

それまで浅利氏が治めていたところに、安倍氏が入ってきて戦ったり、秋田氏が攻めてきて戦ったりなど、浅利氏と部外者との攻防戦が続いたということです。

結局、浅利氏は滅ぼされ、1598年、秋田氏が大館城を手に入れる結果となりました。

が、しかし・・・

それからわずか2年後の1600年、天下分けめの関ケ原の戦いが起こります。

関ケ原の戦いで徳川軍に加勢しなかった佐竹氏は、徳川家康の信頼を失ったとして常陸国(茨城)から出羽国(秋田)に飛ばされます。

1610年、佐竹西家が、秋田氏に代わって、大館城の城主となりました。

佐竹西家は戊辰戦争が起こるまでの259年間11代にわたって大館城の城主を務めました。

一方、それまで大館城に居た秋田氏はというと、常陸国(茨城)に移動させられることになりました。

1868年、戊辰戦争が始まると大館地方も激戦地区となります。

新政府軍側についた大館軍でしたが、旧幕府軍である南部軍の攻撃によって、負けに追い込まれます。

戊辰戦争 大館城落城

当時の大館城の城主・佐竹大和(さたけやまと)はお城に火を放ち逃亡しました。

こうして大館城は落城しました。

桂城小学校の設立

明治維新後の1872年、近代教育が始まります。

一般の国民が必ず教育を受けられるように

という国民教育のもと、桂城公園にも1874年(明治7年)大館尋常高等小学校が建設されました。

桂城公園の設立

昭和初期に小学校が移転されたタイミングで桂城公園として整備されました。

桂城公園になってからは、市民体育館や市民プールが建設されたりなど、その時代に合わせて姿を変え、大館市民にとって必要な場所とされてきました。

公園散策

桂城公園の案内図

大館市役所 本庁舎

大館市役所

駐車場 約100台駐車可

桂城公園の敷地内には大館市役所があります。

2021年5月に開庁した新庁舎は、とてもスッキリとした格好いいデザイン。

2025年3月末には駐車場の整備工事も完了し、路線バスの乗り入れスペースを含めて約100台分が駐車できるようになりました。

新庁舎の内部には、十和田石や秋田杉が使われていることから、地産地消にこだわった心地良い空間です。

高い天井から自然光が差し込むため、手続きの待ち時間もリラックスして快適に過ごせる雰囲気となっています。

秋田犬像

また、駐車場の完成と同時にお披露目された、公園入り口前の新しい「秋田犬像」も見どころのひとつとなっています。

城跡散策

お堀跡地 初夏は水草が群生

石垣

公園の入口の左側に見えるお堀の跡地や石垣が、かつてここがお城だった歴史を物語っています。

広々とした芝生が広がっています。

直進していくと、公園の北側に着きます。

公園の北側は、大館の街並みを一望できる絶景スポットが広がります。

ここから先は急勾配の坂になっており、少し先には長木川が流れています。

「大館はアップダウンが多い街だな」と思っていましたが、この高低差を活かした地形だからこそ、かつてこの場所にお城が建てられたのだと実感できます。

遊歩道

銅像「のびゆく大館」

遊歩道沿いにはさまざまな銅像や記念碑が並んでおり、なかでも犬と子犬を抱っこした、可愛らしい少女の像「のびゆく大館」があります。

作者は大館市出身の彫刻家「松田芳雄」氏で、大館駅前のハチ公銅像の作者としても有名です。

初夏の公園

パワースポットかも?シロヤナギの大木

桂城公園を訪れたらぜひ足を止めてほしいのが、私のお気に入りの場所でもあるこの「シロヤナギの大木」です。

歴史的エピソード

推定樹齢200年、日本で最大級のヤナギの木とされています。

明治35年(1902年)、小学校が建設された際に、風による砂ぼこりを防ぐために、公園内の本丸跡から移植されたと伝えられています。

科学的な推定樹齢は200年。

逆算すると、今から約120年前の当時、すでに樹齢80年ほどだった大木をここへ運んできたということになります。

神秘的なパワー

太くねじれた幹、ダイナミックに横へや上へと伸びる枝、そして風になびく葉っぱ…。

現在は保護のため木の周りに柵が設置されており直接触れることはできませんが、柵の前に立つだけで大木の真下に入り込んだような、神秘的な空間に入っているような感じがします。

心身をいやしてくれる、隠れたパワースポットです。

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春:やわらかな新緑が、春風にふわふわと風にたなびく姿

夏:青空に映える力強い緑と、暑さの中、木陰に広がる清々しさ

秋:茶色くなった葉が、カラカラと音を立てて舞い落ちる情緒

冬:銀世界の中で、凛とたたずむ美し枝木のシルエット(この記事の見出し写真です)

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いつの、どんな姿も好きです。

この場所で、落ち着いた時間を過ごしてみるのもたまには良いかもしれませんね。

遊具エリア・ピクニックにもぴったり

遊具あり遊び場

公園の正面入り口の左手には、遊具がそろった遊び場があり、連日のように子供たちの声で賑わっています。

そして、大館市の中心部にあるからこその「利便性の高さ」と「周辺スポットへのアクセスの良さ」が魅力となっています。

周辺スポットへのアクセス

「秋田犬会館(秋田犬博物館)」や「石田ローズガーデン」へも歩いて行けるため、市内のこども園の遠足コースや、小学校のイベントにもよく利用されています。

お昼をまたいでのんびり滞在

近隣にコンビニ等があるので、お弁当や飲み物をサッと買って、ベンチや芝生でランチを楽しみながらのんびりと過ごすファミリーの姿も多く見られます。

気持ちあたたかい?

周辺が建物に囲まれている中心部だからか、郊外の公園に比べて少し暖かく感じられます。北風の強い日など、ちょっと楽な感じです。

ちびっこも安心の水遊びエリア

大館市役所の建物の前には、夏場に子供たちが喜ぶ水遊びエリアが整備されています。

小さな子どもでも安心の深さ

水の深さは20cmほど。足元をパチャパチャさせて遊べる程の深さなので、小さなお子さんでも安心して水遊びを楽しめます。

ただし、保護者の見守りは必須となっています。

日よけ対策のベンチ

エリアのすぐ近くには屋根付きの根付きのベンチが設置されています。強い日差しを遮ってくれるので、暑い日でも大人が見守りやすく、休憩を挟みながら過ごせるのが嬉しいポイントです。

夏の水遊び

秋の紅葉

秋の紅葉

桂城公園は秋になると公園内があざやかな紅葉に包まれます。

桜の葉の紅葉、鮮やかな黄色に染まるイチョウ、そして真っ赤に色づくモミジ。

それぞれの木々の葉が、カラフルに地面を敷き詰めます。

夏の暑さが落ち着いた季節、のんびりと園内を散策するのに最高のロケーションです。

近くの観光スポット

桂城公園から続いている赤いたいこ橋を渡ってすぐにの所に「秋田犬会館」があります。

秋田犬会館

・秋田犬の歴史や、秋田犬と人との関わり方、秋田犬の生態系など詳しく紹介している秋田犬の博物館。

・館内に常駐している秋田犬がお出迎えしてくれる確立高め。

・駐車場完備なのも嬉しい点。

・予算:200円(入館料)

「秋田犬会館」の詳細情報はこちらの記事で紹介しています。

石田ローズガーデン(期間限定)

・約500種類もの多様なバラを見ることができ、一見の価値あり☆期間限定観光スポット

・バラまつり期間中はローズカフェがオープンし、バラを眺めながら”バラソフト”や”ローズサイダー”など堪能できる。

・入場無料、駐車場完備なのも嬉しい点。

・なお、近くの「秋田犬会館」の駐車場も利用可能。

「石田ローズガーデン」の詳細情報は、こちらの記事で紹介しています。

桜櫓館(おうろかん)

国登録有形文化財となっている木造建築物。

・今日まで幾度もの大火に直面しながらも奇跡的に残りました。

館内のカフェも充実

入場無料、駐車場完備なのも嬉しい点。

・なお、隣接の「桂城公園」の駐車場も利用可能

予算:500円(1ドリンク飲む場合)

「桜櫓館」の詳細情報はこちらの記事で紹介しています。

桜櫓館

開催されるイベント

大館桜まつり

4月中旬から4月下旬ころ、桜まつりが開催されます。

桜まつりの期間は、露店が並び、ステージイベントが開催されるなど、多くの花見客が訪れ賑わいます。

桜まつりの開催期間は、桜の開花状況に影響されますが、おおよそは4月中旬から下旬にかけて行われます。

上も前も後ろも桜、足元はピンク色の花びらがヒラヒラと。

黒い幹とピンク色のコントラストが素敵です。

桜は咲いていても風が強かったり、急に寒くなったりするので上着を持ってお越しくださいね。

秋田犬本部展(秋田犬コンテスト)

毎年5月3日、桂城公園を舞台に「秋田犬本部展」が開催されます。

これは、全国から集まった秋田犬たちが、その美しい容姿や風格を競い合う伝統ある大会です。

審査の基準となるのは、昭和13年に日本犬保存会や秋田犬保存会によって定められた「秋田犬標準(スタンダード)」。

・耳がピンと立っているか

・しっぽが綺麗にくるりと巻き付いているか

・足の長さのバランスはどうなのか

など、細かな基準に沿って厳正に審査されます。

大会は年齢別(幼犬の部、成年の部など6段階)と性別に分かれて行われます。

審査が始まると会場には独特の緊張感が走り、飼い主さんの真剣な表情が伝わってくるほど。

そんな緊迫した雰囲気の中でも、主役の犬たちは吠えたり怯えたりすることなく、堂々と落ち着いて佇んでいる姿が印象的です。

この本部展は誰でも自由に見学することができます。

会場にはたくさんの可愛い秋田犬たちが集まるので、許可をいただいて記念撮影をさせてもらうのも楽しいですよ。

秋田犬ファンなら絶対に訪れる価値がある、見応えたっぷりの一大イベントです!

飼い主さんに許可をいただいて撮影させていただきました♡

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は大館市の中心にある「桂城公園」の魅力をご紹介しました。

かつて武将たちのお城が築かれ、戊辰戦争という激しい戦火をくぐり抜けたこの場所は、明治以降は小学校やこども園へと変わりました。

また、桂城公園として整備された際には、市民プールや市民体育館が整備され、時代に合わせて姿を柔軟に変えていきました。

そんな目まぐるしい変化のなかで、あの「シロヤナギの大木」だけは、何も変わらずにずっとこの街を見守り続けています。

私自身、子どもの頃から桂城公園で遊び、シロヤナギをスケッチしたり、桜を見たり、部活動をたりと、桂城公園は数多くの思い出を残してきた場所です。

そして今は子どもたちを連れて、新しい思い出を作っています。

次の休日は桂城公園でのんびりお散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

基本情報

施設名桂城公園  
住所〒017-0089
 秋田県大館市字中城       
お問い合わせ大館市産業部 観光課                   
TEL/FAXTEL:0186-43-7072
FAX:0186-48-6668
入館料無料
駐車場完備。多くの台数OK
設備トイレ

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